何故、投資をするか?

はっきり言えばヘッジのためだ。
自営業は誰にも助けて貰えない。
無借金、現金商売。手形も使わん。他人の保証人にもならない。
無借金に成ったのがバブル崩壊と同時だった。
同業者が消えていった。
小6の時、母親名義で電力会社の株を買った。
中2の時ドルショックで1ドル360円→240円くらいになった。
電力会社の株は上昇。金が下落した。グラム2200円くらいだったな。
電力会社の株を売り、クルーガー金貨を毎月少しずつ買った。
高1の時、第1次オイルショックでガソリン急騰、トイレットペーパーが
スーパーから消えた。金がグラム5000円から6000円になった。
金貨を現金にした。家族全員の一人50万までの非課税枠を使い、親があきれもしたが、ほめられもした。
郵便定額貯金が8,5%になり、全額を、それにした。
大学受験、頭が悪く国立大学に入れず地元の3流私大に、やっと合格。
大学3年のとき定額貯金解約。
安くなってた住友金属鉱山を購入。
大学4年、第2次オイルショックで就職難。地元のスーパーに、やっとの思いで就職できた。
でも住友金属鉱山が2倍以上で売れてキャッシュリッチになり嬉しかった。
株式はヘッジになると思った。
当時、郵便貯金と銀行預金はそれぞれ300万まで非課税、合計600万まで非課税だった。
600万の枠をいっぱいにしても、まだ現金があった。
1流企業に入社した高校時代の友人とは頭では敵わなかったが、現金は僕のほうが持っていると、少し誇らしかった。
スーパーは給料安く、長時間労働でヘトヘトだった。
当時、倒産寸前だった三洋証券、確か33円くらいだった。2年間毎月1000株ずつ残りの現金で積み立てた。
これが、独立後の借金返済の原資になった。


投資はヘッジだ。